そだてる 暮らす 香港ノート
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大晦日

3日前、実家から小包が届きました。

つきたてのお正月用の角切りもちとお節用の佃煮。
あとは糸昆布とおばあちゃんの手作り切干大根。

これだけあればどこにいても年が越せる、我が家の年越しセット。

大晦日の空気は私にとってはとても特別。

田舎の我が家は朝からそわそわせわしなく皆が大掃除とお正月の準備に勤しみ、
窓ガラスを拭いたり、門松を用意したり、買出しに出かけたり、
家族全員が同じ目的をもってそれぞれもくもくと働く日。

おそばを食べなければいけないので夕食は早めに、、、とじいちゃんがはりきって急かすので
皆大慌てで片付けて5時半には食卓へ集合。

糸昆布と里芋、手作りの切干大根の質素な煮物とお刺身、鰯の丸干し、
そして日本酒というのが定番の大晦日。

食事が終わるころには紅白だかレコ大だかが始まって
ばたばたテレビの前に座るといった具合。

私はこの毎年決してかわることのない段取りと、この日の特別な空気がとても好き。


香港という場所で、だんなさんと2人の年越し。
我が家の大晦日の特別な空気は話しをしても伝わるものではないもので
大晦日の大掃除に朝から張り切っている私にあんまり乗り気でなかったけれど
それでも今日は1日ぴっかぴかになるまで窓ガラスを拭いてくれた。

夕方、実家に電話して煮物の作り方をきく。
電話にでたばあちゃんが教えてくれる我が家の味。
香港の我が家にただよう糸昆布の煮物の匂いは大晦日のあの我が家の空気を一瞬にしてここに再現する。

一日中掃除で疲れた体をお風呂であたため、2人で神棚にお酒をお供えし、小さな神様に拍手を打った。パンパン。
今年も1年ありがとうございました。感謝の気持ちをこめて。誰ということもなく、神様に言葉をむける。


引っ越してからたまたま拾うようになったBS2のチャンネルで
画像はちらつきながらもなつかしいみのもんたの声。

あっこさんが番長きどったり、森進一がおふくろさん歌ったり、
ここがどこだかわからなくなるほど思いのほか大晦日な我が家の空気。

世界でNHKをみてるみなさーん、なんて呼びかけられると大晦日に参加してる感じで嬉しくなった。


ひさしぶりに2人でゆーっくりお酒をのみ、岐阜から届いた日本の味をつまみにしながらすごす大晦日はとてもよかった。


だんなさんがお蕎麦の用意をしているうちに私はうとうとしながら、
香港も年が明けた。


TVを消して窓を開けるとそこはいつもとかわることのない香港の夜。
外は静かであたたかい。

まるでこの部屋だけがひとり大晦日。でもこういう時間は本当に幸せ。
みんなが岐阜でいつものお正月を迎えている空気を電話で感じて、
同じ匂いをこんなところでだんなさんとも感じて。


よい年の瀬ってよいものです。



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